年金通り(3) Goro's Bar

うちの店の隣はGoro’s Bar。
どっかで聞いたことあるような・・・
でもオーナーのゴローさんは60歳の一匹狼野郎。60歳だけどこの人を「おじぃ」とか「おじさん」とは呼べない。でしょっ!この人です。怖いですよねぇ・・・
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Goro’s Bar はわりと最近のオープンです。
半年くらい前になるかなぁ・・・
なにしろうちの隣なので新しい店がオープンしたら気にはなる。
気にはなるけど、アルミのドアの向こうは何も見えないし、一人で入るのもちょっとためらわれていた。
ある晩、店をひけて駐車場に向かって歩いていくと、大音響のJazzが屋外にもれている。「んっ?!」
ま、その日はせっかくお酒を飲んでなかったので、おとなしく車で帰宅。
数日後、ますますちゃんを誘って行ってみた。
おそるおそるドアを開ける。
奥のカウンターに曰くありげな中年カップル。
私たちは入り口に一番近い席にこっそりと。
ランニングシャツ一枚の日焼けしたごっつい体格のマスターが私たちを一瞥。ドキッ!(あっ、別にあまりのいい男っぷりにときめいたわけじゃないですよ。なんか、こう・・・こわっ!って感じの「ドキッ!」なんです。)

A4版の紙切れにワードで入力しただけの素っ気無いメニューをひらりとカウンターに置くゴローさん。けっこう酔っ払ってる様子。ビールはギネスとハイネケンのみ。ウイスキーはFour Rosesのみ。全品500円。私はギネスを、マスマスはハイネケンを注文。
オリーブが数個のっかった付だしがトンッと置かれる。お箸を手に持って来ているのに、それを置かずにそのまま奥に戻ってしまうゴローさん。
マスマスが、「あの、お箸ください。」と言うと、何事もなかったように楊枝入れを持ってきてくれた。ところが、この楊枝、先が全部上に向いて入っている。マスマスちゃん大笑い。

ギネスが空いた私はFour Roses をストレートでオーダーする。
大きめのショットグラスをカウンターにドンと置き、ボトルからドクドクと注いでくれる。
私の前にいすを持ってきて、自分も4-Rosesを注いで、スピーカーに持たれてすわるゴローさん。JBLだ。

「いい音ですね、オーディオいいの置いてますね。」と言う私に、ちょっとにっこりして、
「うちでね、一番お金かかってるの。自分で壁塗って、内装費4万くらい。たいしたことはないけどオーディオは40万くらいかな、マランツのアンプでさ、ふふふ」

Four Roses を飲み始めた私に無造作に割った板チョコを出してくれて、隣の蘭桂坊の者ですと言うと、ああぁ!となって、このあたりからまぁ和やかに話が弾んでいきはじめたわけです。

今ではうちの店にも奥さん(この方がまたすごいです。トライアスロンやってて、色真っ黒に日焼けしてるし)と一緒に来てくれたり、私もたまに友人と行ったり、一人で飲みに行ったり・・・まぁ、仲良くさせてさせてもらってます。

2年限定で店を出してるそうです。その理由、本当かどうかは知らないけど「2年もやったら飽きるでしょ!」ですって。でもどうやら沖永良部島にでっかいプロジェクト進行させてて、それまでの遊びなのかなって感じもするんですが・・・
興味のある方、こちらを見てみてください。→  http://w1.nirai.ne.jp/goro-s-bar/

おもしろい人ですよー、サーフィンやったり、ダイビングの店も昔やってたそうです。ゴローさんがやってた時代のダイビングって「潜水」っていう時代じゃないかと思うんですけどね。
ま、彼のエピソードは話し始めるとけっこう出てくるんだけど、ここでは割愛。個人情報なので。
皆さん、行って自分でいろいろ聞き出してみてください。
けっこうインテリですしね、(同志社出身だそうです。)けっして怖い人ではなかったです。愛犬連れて顔出したり、ま、時と場合によっては怖い人にもなるのかもしれないですが・・・
なかなかおもしろい人が集まり始めた年金通りであります。
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by powermom | 2008-01-10 20:08 | ご近所と友達の輪
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