年金通りに夜香木が香る

ある夜、香水のようなにおいがどこからともなく漂ってくる。よほどたっぷりと香水をつけた人が通ったのかと思っていた。が、ずいぶん長く強く続くので、香りのもとをたどってみたら、お向かいの「酒処 咲笑」の入り口の植木のようである。
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女性のお客様が、「夜香木(やこうぼく)」だと思うわよ、とおっしゃる。

次の日の昼間見てみると、花は閉じ、香りもしない。

そして夜が来て、また花は開き、強い香りを放ち始めた。
この夜は西風が吹いていたので、直接うちの店内には香りが流れて来ず、ほんのりと香る程度でなんともいえずいい気分になれた。
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冷たい小雨が降り始め、客足も遠のき、なにせ、三連休の最後の日なので通りには人気もない。「咲笑」さんもお休み。雨の中、1本の枝を手折りに出ました。まぁ、小枝を1本くらいならいいですよね。

年金通りに咲く夜香木。
どちらかというと「場末」という雰囲気の年金通り、決して優雅な雰囲気の通りではないけれど、この夜はちょっと素敵な気分に浸れた。
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by powermom | 2008-01-16 15:55 | 店主のプライベート・トーク
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