実家に帰ったらどうしてもやってみたかったことがあった。
甘酒作り。 子供の頃、ひな祭りの時期に大きな甕で、米と麴で作る甘酒が大好きだった。 ことに、日にちが経つにつれ、ぐつぐつと麴が湧き上がり、ぴりぴりとした舌触りになり、甘味が薄れてきた頃の甘酒が大好きだった。 私の祖母は今98歳で、なんとか元気にしていて、ひ孫である私の子供が中学を卒業するまでは生きていたいと言っている。つまり、後2年、100歳までってことだが。 もっとも、息子の中学卒業を見届けたら、今度は高校卒業を見たい!と言って欲しいではあるが、こればっかりは、神のみぞ知る。いつお迎えが来てもおかしくない歳なので、頭がしっかりしているうちに、あの甘酒の作り方を教えてもらっておこうと前から思っていた。 今回実家に帰るのが決まったとき、甘酒の作り方をばあちゃんに教えてもらいたいと、母に電話で話したら・・・ 母:簡単に作れる器械がうちにあるのに、あんた、知らんの? 私:え?え?え?知らんけど、そんなん・・・ 母:台所の、あの、カウンターの横の、台の上にあるやないの! というわけで、家に帰って、これ!と示されたものは、存在はおぼろげに認識していたけど、それで甘酒が作れるなんて教えてもらった記憶はない。 ま、それはともかく、母は私には言いたくなかったはずだ。何故なら、その器械、25万円もするというのだ。私にそんな事実を告げようものなら、散々ガミガミ言われることは火を見るより明らか。どう考えてもお年寄りねらいの詐欺としか言わないだろう・・・ でも今回は私も怒らなかった。なにしろ、今やってみたいと思ってた甘酒作りが実現するから、「ふーーーーん・・・こんなもんが25万・・・なんぼ欲しいても、よう買わんわぁ・・・私も欲しいけどな」で済ませてあげた。 そして3月2日夜、母とスーパーへ麴を買いに出かけ、甘酒作りが始まった。 まずは、米又はもち米でお粥を作る。今回はもち米で作りました。 いよいよ麴。 「健康発酵食品 伝統五百年」 裏に、甘酒、白味噌、からし漬け、こうじ漬け のレシピが書かれてる。 すごいにおいがする。 塊では混ぜにくいので先に手でほぐしておく。楽しい。 これをお粥に投入、混ぜる、混ぜる、混ぜる。 そして、一定のぬくぬく温度で寝かせる。 お休みなさーい。
by powermom
| 2008-03-07 12:35
| 店主のプライベート・トーク
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