息子、夏休みで四国の実家に一人で行きました。
助かります、とても。朝6時の目覚ましもならない。朝ご飯の用意もない。 もう帰ってくる時間だし・・・という心配と心の準備もない。 夕食の用意もない。 洗濯物も半分以下。 でも朝目覚めて、ポッカリと生活空間に穴が開いたようです。 13才。中学2年。そろそろ思春期であります。 自分のアイデンティティも意識し始め、おしゃれもし、女の子にも少し興味を持ち始め、 夏休みの課外授業が終わった翌日、頭をこんなふうにしてしまいました。 学校的には良くないと思います。 でも部活などで登校しない限りかまわないと担任の先生も言ったそうです。 「母さん、やっていい?」 「学校が始まったら、坊主にしなきゃだめだよ。」 「うん、いいよ。」 で、この頭で実家に。 別に心配もしてなかったのですが、 昨日の朝起きたら、夜中2時に母からの着歴。 「はぁ?2:00AM?に母から?」と折り返し電話したら、 「どういう神経で息子にあんな髪型許してんの!?」攻撃。 夜、隣で寝てる孫の頭を見てるにつけ、いよいよ眠れず、私に電話してきたんだそうです。 私はまだまだ母にとっては世間知らずの娘なのでしょう。 私としては、そこまでのとらえ方をされると思ってなかったので、言い訳するんだけど、だんだんと声が小さくなっていく。 糖尿病と心臓の持病を抱えてる母に眠れない夜を強いたことはかなり心苦しいのではあります。 皆さん、どう思いますか? 私自身があんまり世間の良識というものを気にしない性質だし、やんちゃなもんで、息子がやることに関しては悪いことでなければかなりの範囲で許しています。 実際、わが子ながら、とても素直でいい子だし、とても暖かい心とやさしさも人一倍持ってる子だと思ってます。 実家に到着後電話してきて、こうもいいます。 「お母さん、おばぁちゃんも娘の元気な顔が見たかったはずだから、元気な姿の写メ送ってあげてね。」 私自身に関して言えば、こんなセリフ絶対に出てこない人間なので、息子のこの言葉に感銘を受けてるのであります。 で、結局まだ送ってないのですが・・・ 日本に帰ってきて10余年。アメリカ生活10余年の影響はもう私にはないと思ってましたが、価値観にはいまだに陰を落としてる模様であります。
by powermom
| 2008-08-07 15:08
| 店主のプライベート・トーク
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