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魔除けアートです。いい仕事してくれてます。

唐の時代の玄宗皇帝は毎夜化け物が出てくる悪夢にうなされ、ひどい病にかかっておられましたとさ・・・
ある晩そこに鍾馗(しょうき/Zhong Kui)と名のる男が出てきて刀を振り回し、化け物を退治!
翌朝目が覚めると玄宗皇帝はすっかり病から解放されていたというお話・・・
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以来中国では玄関とかに鍾馗の絵を飾り、厄除けにするようになったそうです。
上の絵の方が鍾馗さんです。

この絵は香港で買って手荷物で持って帰ってきたものです。Yen Yih(漢字はわかりません) という画家の原画。ご丁寧にシミまでついております。

鍾馗を描いた絵はいっぱいあったのですが、ほとんどが墨だけで描かれていて、けっこうおっかない感じのものだったんですが(そりゃ、魔除けですからね。)こちらは朱色が鮮やかで、鍾馗さんもなかなか楽しそうにしてらっしゃる。刀はしっかり腰の鞘に収まり、どうやら酒を飲んでご機嫌になって半分踊りだしてるようなご様子? 間違ってたらすみません・・・

ということで、ちょっと気に入って買ったものです。額の裏には原画の証明書やYen Yih 氏の略歴が張られています。
クロッキーみたいな感じでささっと描いたものですが、よほど絵のお上手なのがわかりますよね、1968年(あら、私よりお若いんですねぇ・・・)、湖南省、詔山のお生まれだそうです。ちなみに毛沢東と同じ故郷でありますね。 

ところで、当店にて魔除けの役目は大いに果たしてくれていると私は確信しております。
おかげさまでやっかいな揉め事もなく、乱暴者も来ず、いたって丸優なお客様ばかりです。
一度なんて、荒くれアル中さんがドアに手をかけようとしてかけきれず、ひっくり返って道に倒れたことすらあります。

あれは鍾馗さんが追い返してくれたんでしょうねぇ・・・お酒を召し上がっててもしっかりとお仕事してくださる頼もしいお方でございます。

大事にしなきゃ!です。
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by powermom | 2009-02-28 19:12 | 中国小物

五十肩に悩んでおります・・・つらい・・・

タイトルの通りであります。

若い気でいるのは本人ばかり。身体はどんどん勝手に衰えていくんですねぇ。
うぅぅぅ・・・・くやしい!

この痛みなんとかなりませんかねぇ・・・?

3日前からとうとうマッサージ、低周波電流、整体の先生に通い始めました。

なんだか、ここはBJリーグRyukyu Kings の選手たちのお抱え機関だそうで、この日も超~でっかい選手が足を捻挫してやってきてました。
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by powermom | 2009-02-27 22:25 | 店主のプライベート・トーク

アンティーク 真鍮の急須 

新しいカテゴリーを追加しました。
中国小物です。ついつい気に入って、あるいは、なんとなーく買ってしまって・・・という、お店に置いてある小物たちの紹介です。
はっきり言ってジャマ扱いされてるときもありますが、私にとってはお気に入りの可愛い小物たちです。
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中国らしくもあり、中国らしからず様子でもあり・・・
いつの時代の物かはさだかではありません。
マカオの骨董屋で見つけてすぐ買ってしまいました。
実際には使っていません。あまり実用的ではないですし、磨くのは大変そうですし、衛生的でもないと思うので。

中東の方からはるばる伝わってきた文化の匂いがしませんか?
なまめかしい豹の彫り物(側面)もお気に入りです。

強いて言えば、取っ手がちょっと直線的なので、もうちょっとカーブがかかっていたらなぁ、と見る度に思うのですが・・・

店にいるときは一日に何度も見つめます。
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by powermom | 2009-02-27 22:18 | 中国小物

消え行く年金通り①

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ちょっと前の話ですが、お向かいの「咲笑」(さえ)が年末に移転しました。このバラック小屋(そりゃぁ言い過ぎ?バラックってことはないですが。)ももうじき取り壊しになります。
同じ建物の中に入っている「Peach Beach」さんは5月くらいまでで店をたたみ、建物自体が取り壊し・・・その後は駐車場になるという話なのですが、私は最後の年金通りの証人ってわけですね・・・

「咲笑」が閉まる直前くらいにPeach Beach のマスターに呼び出されて店を早閉めして「咲笑」で飲みました。
間違ってもこんなご縁がなければ私が行くようなお店ではありませんが・・・
普段は会釈とわずかな会話くらいのママさんがずいぶんと愛想良くしてくれました。おそらくは最初で最後の私たちの会話だろうと思います。

ママさんはご近所のおでん屋で30年だかの長い年月をせっせと働いてきたHさんです。まるで介護士の如く、やさしく、生真面目に、朗らかに、酔っ払いおじいたちを介抱してる姿をみかけたこともしばしばであります。

まぁ、この通りの酔っ払いおじいの酔っ払い度って、並みの酔っ払いじゃありません。そりゃ、すごいものがございます。
例1:昼真っからズボンの真ん中をずぶぬれにして歩いている70歳くらいの・・・
例2:「愛してるよ」をだれかれかまわず連発する、昼間っから目が行っちゃってる50才くらいの・・・
例3:うちの店の斜め前で倒れこんで眠り込んでる近所のおじい。そのうちおもらしもしてしまって・・・おばぁは翌日ケンジに平謝り・・・(ケンジはこのおばぁの店でタバコを買っています。)

なんて書いていくと、うちの店にいらっしゃるのを怖がられるとそれはちょっと困るのですが・・・こんな方々がうようよいるわけではありませんので、ご心配なく蘭桂坊にいらして下さいね。

それはともかく・・・そんな通りで、ママさんは、立ちションしながら崩れ折れそうになるおじいのシャツの背中を握り締めて倒れないように引っ張りあげてる姿を見たことも!
そりゃぁ・・・できませんよ、普通は・・・

何しろ年金通りは不思議な通りで、“蘭桂坊さん、何もこんなところに店を出さなくても・・・”というような通りであります。

私は「咲笑」ママとはかなり違う世界にいるとは思っておりますが、基本が飲兵衛で、こんな通りが決して嫌いな人間ではありません。何かの縁もあったはずです。ちっとも儲からない店ではありますが、なんだか私はこの通りとこの店を愛しております。

昼間、
天気の良い日、
あるいは雨の日でも、
いえいえ、どんな日であろうと、
国際通りの喧騒とは別世界の年金通り、
お客様がいらっしゃらない、
というときは一人ワイングラスにトクトクっと濃厚な赤ワインを注ぎ、少々音楽(島唄ではありません、アシカラズ。ジャズかボザノヴァが多いです。)のボリュームを上げて店で一人飲んだくれるのでありますが、これがまた幸せなわけです。(すみません、世の中の真面目に働いてる方々には申し訳ないなぁと、ちょっとは・・・ちょっとだけ・・・思っています。)

そんな幸せな時間も、この年金通りが年金通りであってこそ!なわけです。
向かいがだだっ広い駐車場でつまらない何のヘンテツもない白い車が並んでいては味気ないじゃないですか!
せめて、観察する価値のあるおもしろい車(セレブな車って意味じゃないですよ)がとまってくれればなぁ、と思うばかりであります。



ところで、Goro’s Bar も閉まっちゃいました。
また、その話は後日。
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by powermom | 2009-02-09 17:08 | ご近所と友達の輪