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キリスト受難草  または  時計草

パッションフルーツ・カイピリニャのことを書きましたが、実は“パッション”はPassion of
Christ からきたそうです。つまりキリストの受難のこと。

キリスト受難草  または  時計草_f0156338_1663668.jpgこんなきれいな花が咲くんですが、この花の5本のオシベがキリストが受けた5つの傷、真ん中の(メシベ)が十字架、3本の柱頭が釘、副冠がイバラの冠、5枚の花びらとガクを合わせて10人の使徒に見立ててキリストの受難としたらしいです。

また詳細に考えたものだ、たいした想像力、感心感心。どこかの国でどうやら現地人をキリスト教に改宗させるために使われた花らしいですよ。

だから「情熱果実」ではないわけですね。
和名は単純。みなさん、これ何に見えますか?
「時計」に見えますよね。

答え:トケイソウ  でしたー。

ちなみにパッションフルーツは500種くらいあるそうです。黄色のや、バナナパッションフルーツっていう長い長い楕円の太っちょバナナみたいなのまで。

とまぁ、へぇー、ふ~ん、とこんなことを調べながら、結局、自分がまた飲んでしまってるんですが・・・。

キリスト受難草  または  時計草_f0156338_16251115.jpg

黒いツブツブは種。アルコールがなくなってもスプーンで種と種をくるんでるトロンとした果肉をしばらく味わってます。




ところで、この植物、つる草だそうですが、熱帯にありがち、どんどん成長して虫もつきにくく、栽培は簡単らしいです。ま、朝顔みたいに支柱を作ってあげれば日よけ兼食用で、実に有用らしいです。
と、21歳の物知りで素敵な女の子のお客様から教えてもらったので、「じゃぁ、来年は自家栽培のパッションフルーツでこれ飲もーっと!」なんて言ったものの・・・I have no   green fingers・・・  
by powermom | 2008-07-05 16:15 | アルコール類の話
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